交通運輸省は18日、国家観光局など6つの機関と合同で、交通運輸と観光の統合的開発に関する「意見」を発表しました。「意見」は、2020年までに、合理的構造と充実した機能を備え、特色ある、サービスの行き届いた観光交通運輸システムを整備するとしています。
「意見」は「高速道路のサービスエリアを交通、エコ、観光、消費などといった複合機能型サービスエリアに向けたグレードアップを行う。地元の特徴を生かしたレクリエーションスペースの増設、物流、チケッティング、観光情報、特産品販売といったサービスの拡充をはかるほか、キャンピングカー用駐車場、ガソリンスタンド、新エネルギー自動車の充電設備などを設置する。さらに、条件の許す高速道路では、景勝地に合わせた出入り口の増設を奨励する」としています。
また、一般国道の観光サービス施設の拡充についても、国道、省道などの幹線道路のサービスエリアの試験的建設を契機に、道路両側の空き地に臨時駐車スペースやキャンピングカーの簡易宿営所、展望台、トイレなどを設けること、必要に応じて、農村部の国道沿線に臨時駐車場や車寄せ、展望台を増設すること、さらに、景勝地と農村部観光地での駐車場建設に力を入れ、幹線道路から景勝地への経由地点での駐車場増設、幹線道路と景勝地間のシャトルバスサービスを整えることなどが謳われています。
（中国国際放送局）
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