新華網北京7月18日(記者/劉憬杭、毛俊)歩兵戦闘車は歩兵が機動作戦で使用される装甲戦闘車で、タンクに合わせ共同作戦を行うことができ、独立で作戦任務を遂行することもできる。
1986年、中国軍が装備する第一世代歩兵戦闘車は北方工業(集団)総公司が研究制作し、同年に定形が正式に承認され、1986式キャタピラ式歩兵戦闘車(略称、86式歩兵戦闘車)と命名された。1992年には量産が開始され、部隊への装備が始まった。
86式歩兵戦闘車は車高が低く、構造に無駄がなく、軽量で、火力が強く、機動性に優れ、流線型の砲塔は比較的良好な防護力を備えている。戦闘車はエンジンシステムを前方に配置する構造を採用し、中部には砲塔、後部には兵員室を置き、車体は攻撃を受ける可能性に備え、それぞれの位置が異なった角度と厚さで設計されている。材料には異なった厚さの特殊合金鋼板が用いられ、一部は特殊アルミ合金を採用し、信頼性の高い三防システム(核・生物・化学兵器防護)を配置し、熱煙幕装置や消火システムなどを備えている。
86式歩兵戦闘車はいかなる準備をせずに河川や湖を浮航でき、また砂漠地帯や水上での走行時も方向を判別できるよう方向指示器を備えている。
(新華社より)
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