新華網長春7月19日(記者/張建)中国自動車流通協会の最新の調査によると、中国の自動車ディーラーは今年以来在庫や経営のプレッシャーが引き続き高まり、自動車市場の販売状況が厳しくなっているという。
中国自動車流通協会事務局長の肖政三氏は開催中の第14回中国長春国際自動車博覧会で、「昨年、事前当座貸越における消費や国の車両購入税の優遇政策減少などの要因の影響を受け、今年の上半期各月の自動車ディーラー総合在庫係数はいずれも警戒ラインを上回り、上半期のディーラーの経営圧力が悪化している。」と述べた。
肖氏は、現在中国の一部の自動車ディーラーにおける実際の自動車在庫指数は世界で通用する合理的な在庫指標の1.5か月分を超え、2カ月分に達したものさえあり、なかでもシュコダ、東風悦達起亜汽車、インフィニティなどの合弁ブランドがかなりの数に上っていることを明らかにした。
肖氏は、二線~五線都市が今後中国の自動車販売の主戦場となり、中古車市場の契約成立件数も伸び続け、政策推進下における新エネルギー自動車の需要も伸び続ける見通しなので、国内外の自動車企業とディーラーはいずれも市場を鋭く見据え、しっかりと開拓していかねばならないとみなしている。
(新華社より)
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