国家統計局は14日に5月の経済データを発表するとともに、経済のホットポイントをめぐる問題について回答した。中国新聞網が伝えた。
「これから中国経済は底を打つかどうか」という問題について、統計局の劉愛華報道官は、「現在の状況についていえば、経済は全体として安定し、安定の中で好転する状態にあり、次の段階でもこうした状態を保つことが可能だ」と指摘した。
なぜこのように言えるのか。劉報道官は、「現在の一連の要因と関係があるだけでなく、中国経済の現在の発展段階や中長期的な多くの要因とも関係がある。こうした基本的要因を踏まえてみると、現在の経済成長はよい方向へ前進している状況にある」と述べた。
劉報道官はさまざまなデータを引用しながら、「現在、産業発展の基礎がよりしっかりと固まり、ハイテク産業、設備製造業、新製品の伸びがいずれも急速で、経済全体の成長を非常に力強く支える役割を果たしている。これと同時に、発展の原動力と発展への信頼感が増強を続けており、発展環境と需給関係も改善を続けている。」と指摘した。
劉報道官は、「産業の支援、発展の原動力、発展への信頼感、発展環境、こうした各方面から現在の安定しつつ好転する状態が持続可能であること、各種の支援要因がいずれも増強を続けていることがわかる。私たちには安定しつつ好転する状態をより確固としたものにし、持続させる能力があり、信頼感もあり、条件も整っている」と述べた。
(人民網日本語版)
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