江蘇省の揚州大学機械工学学院の張瑞宏教授の研究室で12日、一風変わった自動車の窓として使用されるガラスを目にした。この1.55×1.15メートル、厚さ8.2ミリメートルの曲面被覆真空ガラスは、張氏の研究チームと義烏宏科真空玻璃有限公司が共同開発した新しい成果物で、中国の車両専用真空ガラス分野の空白を埋め、間もなく試験的に小ロット生産を開始する。科技日報が伝えた。
張氏によると、同ガラスの開発成功で、現在、自動車の側面に使用されている強化ガラスの代わりに使用できるという。その断熱性能は強化ガラスの数倍、防音性能は4倍、厚さは半分、重さは80%で、コストは同等。この成果は自動車の製品アップグレード、新エネ・電気自動車の燃費・静音性向上に多大な貢献を成し遂げる。
(人民網日本語版)
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