新華網ソウル5月3日(記者/耿学鵬 陸睿)韓国裁判所で2日、朴槿恵前大統領の事実上の初公判に当たる公判準備手続きが行われ、朴槿恵被告の弁護士は法庭で検察側の起訴内容を全面的に否認した。
同日の初公判はソウル中央地方裁判所で開かれ、朴槿恵被告は出席しなかった。朴槿恵被告の弁護士が法廷で検察側の起訴事実をすべて否認し、検察側の12万ページを超える調査資料を閲読した後で、検察側の起訴内容について正式に答弁を行うと表明した。
「朴槿恵被告疑惑」に関与した疑いがあるロッテグループ会長の辛東彬被告と朴槿恵被告の友人、崔順実被告も同日の公判準備手続きに出席しなかった。両者の弁護士は法庭で検察側の起訴内容を否認した。
韓国裁判所は4月16日に再公判を行い、23日に本格的な公判を開く。被告は全員が出廷しなければならない。
韓国の検察当局は4月に収賄、職権乱用、出資の強要などを含む18件の容疑で朴槿恵被告を起訴する決定を下した。韓国メディアは容疑が認められた場合は、朴槿恵被告に10年以上の懲役刑が科される可能性もあると報じた。
(新華社より)
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