1日現在、1社を除き、A株市場に上場する企業3204社がすべて2016年度の決算を報告している。上場企業の業績は全体として好調で、1千万元以上の利益を上げたところが2855社に上り、全体の約9割に達した。また1775社は純利益の増加率が2けた以上になった。新華社が伝えた。
上場企業の営業収入の増加率はマクロ経済の増加率と釣り合っていた。データサービス会社Wind資訊がまとめた統計では、16年のA株上場企業の営業収入の総額は32兆6千億元で、同7.1%増加した。16年に上場した新株銘柄を除くと、同年の上場企業の営業収入総額は32兆4800億元となり、前年比6.7%の増加だった。
企業関係者の多くが、「供給側構造改革が持続的に推進されるのにともない、中国経済に一連の積極的な変化が生じ、産業の構造調整が加速しており、一連の新興産業の上場企業と主業務に専心する上場企業が発展の優位性を示し始めている。ただ、一連の資源関連企業は出遅れて力不足の状態にある」といった見方を示す。
(人民網日本語版)
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