通信機器大手・ファーウェイ(華為技術)の2016年のスマートフォン販売台数は1億3900万台に上り、前年同期より29%増え、世界シェアは9.3%に上昇しました。ファーウェイは現在、人工知能(AI)技術を取り入れた次世代スマートフォンの研究開発を始めています。
同社が拠点を置く深セン市で11日と12日に開かれた「2017ファーウェイ世界アナリスト大会」では、2016年のファーウェイの売上高は1798億元に達し、昨年同期より44%増えたほか、スマートフォンの出荷台数は1億3900万台になり、昨年同期より29%増え、世界シェアで第3位になったことがわかりました。
現在、世界では最先端技術を持つスマートフォンメーカーが、人工知能分野の研究を急いでいます。
ファーウェイのコンシューマ向け端末事業グループで戦略マーケティングを担当する邵洋氏は、「AIの革命は各分野に変化を起こし。スマートフォンもAI型へと変わっていく。次の時代をリードするため、ファーウェイは研究開発に巨大な資金投入を続け、2016年には794億元を拠出した」と紹介しました。
ファーウェイが人工知能の研究拠点として「ノアの方舟研究所」を設立しています。同研究所は、2016年に米カリフォルニア大学バークレー校とAI基礎研究での協力を開始しており、すでにAIを取り入れたスマートフォンの発表をした実績があります。
(中国国際放送局)
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