日本の有名なアニメ『NARUTO -ナルト-』(以下『ナルト』)は3月23日、最終回が放送され、同アニメの15年近くの歴史にピリオドが打たれた。
『ナルト』は、中国で非常に広範な影響力を誇り、小学生から大人まで大勢の人々の支持を受けた。『ナルト』とともに成長した世代のファンにとってはとりわけ、その終了は感慨深いものとなった。
『ナルト』は、日本の漫画家の岸本斉史の代表作で、1999年に連載が開始され、2002年にアニメ版が作られ、放送が始まった。『ナルト』が初めて中国に入って来たのは2004年で、香港地区の無線電視(TVB)の有料チャンネルで放映された。その後、『ナルト』のDVDが大陸部で流通し始め、青春 友情 奮闘を軸とするストーリーと独特な設定、個性の際立つキャラクターで、若い観衆の共感を呼び、この世代の人々に大きな影響を生んだ。
連載の過程で『ナルト』がいつも圧倒的な好評を保っていたわけではない。一部のエピソードは間延びし、漫画とアニメの進行もずれ、ほかの作品との競争もあったことから、『ナルト』の日本での視聴率は2015年以降、最低で1.6%を割った。だが『ナルト』がまもなく完結するとの情報が現れると、かつてのファンらが次々とSNSで青春を懐かしみ、月日の流れる速さに感慨をもらした。
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