:
「実践13号」の打ち上げに成功、中国通信衛星大容量時代の幕開け
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-04-13 14:59:47 | 新華網 | 編集: 陳辰

  新華網西昌4月13日(記者/白国龍、胡喆)12日19時4分、中国は西昌衛星発射センターから、運搬ロケット長征3号B(長征三号乙)に搭載した「実践13号」の打ち上げに成功した。これは中国初の大容量(ハイスループット)通信衛星で、通信総容量は20Gbpsに達し、中国がこれまでに研究開発を行った通信衛星の容量の合計を上回っている。

  国家国防科技工業局のチーフエンジニアで、国家航天局の田玉龍秘書長によると、「実践13号」は東方紅3号B衛星プラットフォームをベースとする初の衛星で、設計寿命は15年で、中国の通信衛星技術及び産業の飛躍的発展を促進する重要な一里塚としての意義がある。

  専門家は次のように指摘した。「実践13号」衛星は、中国の通信衛星において多数の「初の試み」を創り出した。高軌道衛星エンジニアリングに初めて応用された自主研究開発の電気推進システム。中国の衛星に初めて応用されたKaブロードバンド通信荷重。中国の高軌道衛星と地上とで初めて実施される双方向レーザー通信技術試験。中国の高軌道で寿命が長い通信衛星の100%のエンジニアリングに初めて応用された国産製品で、関係製品が長期的に輸入に依存していた状況が一転した。

  「実践13号」は試験と検証が完了した後、Kaブロードバンド通信の試験業務に使用され、「中星」衛星シリーズに加えられ、「中星十六号衛星」と命名される。これにより、中国は米国、欧州などの少数の先進国に続き、Kaブロードバンド通信という先端技術を掌握する国になり、中国の通信設備の立ち遅れた地域のユーザー向けに良質なブロードバンドサービスを提供できる。また、ブロードバンド衛星通信の高速鉄道、船舶、航空機などの移動体及び企業用インターネット、緊急時の通信などの分野での応用が促進される。

 

(新華社より)

 

推薦記事:

北京の大型EV充電スタンド、稼働開始

中国の水素燃料電池バス、5月に運行開始へ

新華網日本語

「実践13号」の打ち上げに成功、中国通信衛星大容量時代の幕開け

新華網日本語 2017-04-13 14:59:47

  新華網西昌4月13日(記者/白国龍、胡喆)12日19時4分、中国は西昌衛星発射センターから、運搬ロケット長征3号B(長征三号乙)に搭載した「実践13号」の打ち上げに成功した。これは中国初の大容量(ハイスループット)通信衛星で、通信総容量は20Gbpsに達し、中国がこれまでに研究開発を行った通信衛星の容量の合計を上回っている。

  国家国防科技工業局のチーフエンジニアで、国家航天局の田玉龍秘書長によると、「実践13号」は東方紅3号B衛星プラットフォームをベースとする初の衛星で、設計寿命は15年で、中国の通信衛星技術及び産業の飛躍的発展を促進する重要な一里塚としての意義がある。

  専門家は次のように指摘した。「実践13号」衛星は、中国の通信衛星において多数の「初の試み」を創り出した。高軌道衛星エンジニアリングに初めて応用された自主研究開発の電気推進システム。中国の衛星に初めて応用されたKaブロードバンド通信荷重。中国の高軌道衛星と地上とで初めて実施される双方向レーザー通信技術試験。中国の高軌道で寿命が長い通信衛星の100%のエンジニアリングに初めて応用された国産製品で、関係製品が長期的に輸入に依存していた状況が一転した。

  「実践13号」は試験と検証が完了した後、Kaブロードバンド通信の試験業務に使用され、「中星」衛星シリーズに加えられ、「中星十六号衛星」と命名される。これにより、中国は米国、欧州などの少数の先進国に続き、Kaブロードバンド通信という先端技術を掌握する国になり、中国の通信設備の立ち遅れた地域のユーザー向けに良質なブロードバンドサービスを提供できる。また、ブロードバンド衛星通信の高速鉄道、船舶、航空機などの移動体及び企業用インターネット、緊急時の通信などの分野での応用が促進される。

 

(新華社より)

 

推薦記事:

北京の大型EV充電スタンド、稼働開始

中国の水素燃料電池バス、5月に運行開始へ

010020030360000000000000011100561362057551