工業情報化省は10日、「クラウド発展3カ年行動計画(2017~2019年)」を発表しました。その中で、2019年までにクラウドコンピューティング産業の規模を4300億元に拡大する目標が打ち出されました。
工業情報化省の統計によりますと、2015年時点の中国のクラウドコンピューティング産業の規模は約1500億元で、その前年に比べ30%以上成長しました。2016年には、その主幹企業の収入がいずれも倍増しています。
現在、アリババ(阿里巴巴)、ファーウェイ(華為技術)、バイドゥ(百度)、チャイナ・テレコム(中国電信)、チャイナ・ユニコム(中国聯通)などの企業が、クラウドコンピューティング市場に進出しています。
3カ年行動計画には期間中の重点任務として、技術強化や産業発展、応用の促進、安全保障、環境最適化などに関する行動計画が盛り込まれています。
(中国国際放送局)
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