中国航天報社が主催する、2016年中国宇宙10大ニュースと世界宇宙10大ニュースが3日に発表された。そのうち、中国宇宙事業の多数の成果も世界宇宙10大ニュースに入選したことがわかった。これは稀に見るケースといえるだろう。中国科技網が伝えた。
中国宇宙10大ニュースは以下の通り。
◆中国最大推力のロケット「長征5号」の初となる打ち上げの成功
◆宇宙実験室「天宮2号」と有人宇宙船「神舟11号」による有人飛行任務の成功
◆中国が開発した世界初の量子科学実験衛星「墨子号」の打ち上げ
◆「中国宇宙の日」の創設
◆「2016中国の宇宙事業」白書の発表
◆中国初の高分解能合成開口レーダー衛星「高分3号」の打ち上げ成功
◆中国次世代中型ロケット「長征7号」の初となる打ち上げの成功
◆中国次世代静止軌道気象衛星「風雲4号」の打ち上げ成功
◆中国初の0.5メートル級高分解能商業リモートセンシング衛星「高景1号」の打ち上げ成功
◆中国宇宙事業始動60周年
特に次世代ロケット「長征5号」の初となる打ち上げの成功、「天宮2号」と「神舟11号」による有人宇宙飛行、中国が開発した世界初の量子科学実験衛星の打ち上げなどの重大プロジェクトは世界からも広く注目を集め、世界宇宙10大ニュースにもその名を連ねた。
(人民網日本語版)
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