新華網ジュネーブ12月6日(記者/凌馨) 世界貿易機関(WTO)は4日、先週末に開催された閣僚級会議で、『環境物品協定(EGA))』交渉は一定の進展を遂げたが、交渉に参加した各側は最終的に同協定がカバーする環境物品リストなどについて、意見が一致していないと表明した。
WTOのロベルト・アゼベド事務局長は同日に発表したコミュニケで、交渉の各側は「誠意に満ちた討論」を展開し、大きな進展を獲得したが、『環境物品協定』の早期合意を促していくために、交渉参加国が「最大限のフレキシブル性を体現する」ように勧告すると表明した。
中国商務部は同日、次のように述べた。中国側は一貫して環境保護問題を高度に重視し、主導的な役割を米国と共同で発揮し、『パリ気候変動協定』の締結と発効を推進するために大きな努力を払った。『環境物品協定』交渉を発起した国の一つである中国は終始、積極的かつ建設的な姿勢で各種協議に参加し、交渉の進展を推進するために、重要な貢献を果たした。中国側はすべての参加国とともに、継続的に努力し、各側の核心的な関心ごとを適切に解決し、均衡で有意義な協定を締結することを推進し、世界の気候変動問題に対応するために、積極的に貢献することを望んでいる。
(新華社より)
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