中国パンダ保護研究センター上海基地で生まれた初めての性別の異なる双子のパンダの赤ちゃんは4日、生後2ヶ月を迎え、交代でお客さんにお目見えしています。
現在、兄パンダの体重は出生時の131.5グラムから3410グラムに、妹パンダは113.2グラムから3030グラムに増えており、2頭とも発育状況は良好です。
母親パンダ優優(ユーユー)は10月4日午後4時30分にオスのパンダを、16分後にメスのパンダを出産しました。野生では双子が生まれた場合、一定の生存率を確保するため、強い方だけを育てる傾向があります。ユーユーも比較的体格のいいオスの赤ちゃんを選んで育てていました。母親にかまってもらえなかった妹パンダは飼育員が10日間人工哺育しました。出生5日目には、飼育員が兄パンダと入れ替え、母親に哺育させることに成功しました。現在では、2頭ともに母乳で育っています。
なお双子の赤ちゃんパンダの名前はインターネットを通じて現在募集中で、旧正月前に発表される予定です。
(中国国際放送局)
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