新華網リマ11月25日（記者/霍小光 郝薇薇)現地時間18日午後6時20分ごろ、習近平国家主席を乗せた専用機がペルー・リマの空軍基地に降り立った。アンデス山脈に温かい「中国の風」が吹き抜けた。
重要な局面で、中国の主張はアジア太平洋協力の新しい航程を導く
19日午前、アジア太平洋経済協力（APEC）CEOサミットがペルー国家大劇場で開催された。20日はAPEC非公式首脳会議がリマ会議センターで開催された。この２日間に、10余りのイベントが催され、習近平主席は多国間及び二国間ルートを十分に利用し、課題に丁寧に対応し、抜本的な解決策を打ち出した。
原則を明確化——「開放はアジア太平洋経済の生命線で、いかなる地域の貿易取引も幅広い支持を得て、開放、包括、優遇措置、ウィンウィンを堅持しなければならない。」方向を示す——「我々は青写真の徹底的して実践する精神によって、より有力な行動を起こし、アジア太平洋自由貿易区を早期に建設し、開放型のアジア太平洋経済の水準を新しい高みへと押し上げる。」
懸念を払拭——「全体的に見て、経済のグローバル化は経済の規律に適合し、各国の利益と一致する。新段階の科学技術と産業革命が進展して浸透しつつあり、国際的な分業システムは急激に変化し、世界のバリューチェーンが深層から再構築されている。これらはすべて経済のグローバル化に新しい内包を与えた。」構想を練る——「我々はアジア太平洋地域全体をカバーする全方位的で複合型の相互連結ネットワークを確立するために推進し、太平洋両岸の相互連結建設の相互の融合を推進し、より幅広い範囲内で放射状に拡大し、実体経済の発展を促進しなければならない。」エネルギーを増加する——「改革のイノベーションを際立った位置に置き、経済の構造改革を推進し、アジア太平洋地域が世界経済を導くためにエネルギーを創造する。」
現地時間21日午後、習近平主席はペルーの国会ホールで演説を発表し、中国とペルーに立脚し、中国とラテンアメリカ南米諸国に向くと表明した。
中国とラテンアメリカ諸国は、ともに追求する夢があり、運命共同体を構築する時代の流れの中で、中国とラテンアメリカ諸国の関係は模範的な意義を持つ。
大国外交、未来を見据えて、人類の運命の新天地を切り開く
一つの判断は、大国の責任感を体現する。「経済グローバル化が生産力の発展の要求と適合し、各方面の利益と一致し、大勢の赴くところであることを見極めるべきだ。我々は一時的な困難によって立ち止まることはできない。我々はアジア太平洋地域の経済グローバ化への決意が揺らぐことはなく、自信を弱めてはならないことを行動で世界にアピールする必要がある。」
一つの承諾は大国の度量を表わす。「中国は一貫して世界平和の建設者、世界発展の貢献者、国際秩序の擁護者になる。中国は継続的に幅広い発展途上国とともに立ち上がり、発展途上国の国際ガバナンスシステムにおける代表性と発言権を強めることを揺るぎない意思で支持する。」
一つの宣言は、大国の知恵に溢れている。「我々はアジア太平洋地域の自由で開放的な貿易と投資、持続可能な経済成長及び共同の繁栄を支持するために手を携えて尽力する」、「我々はイノベーションの発展、連動した成長、利益の融合を特徴とした活力に満ちた、調和のあるアジア太平洋の開放型経済を築き上げ、雇用を促進し、自由で開放的な貿易と投資を推進し、地域経済の一体化を加速するために取り組むことを再び言明する」、「我々は2025年にアジア太平洋地域のシームレスで全面的な連結と融合という最優先目標を実現することを再び言明する。」
古城リマで、中国と世界の手を携えた発展のもう一つの刻印が押される。
（新華社より）
習近平主席と彭麗媛夫人はペルー大統領のクチンスキ夫婦と共に中国ラテンアメリカ文化交流年の閉幕式に出席し、「天涯も比隣の若しー華夏至宝展」を見物
