新華網北京11月16日 外交部の耿爽報道官は15日、世界一の経済主体である米国がアジアインフラ投資銀行(AIIB)に加盟することは良いことであるはずで、中国側は最初からこういう態度を抱いていると表明した。
耿爽報道官は同日の定例記者会見で、中国側が米国のAIIB加盟を支持するか否かという関係問題に答えた際にこう述べたのだ。
報道によると、次期米大統領に選出されたトランプ氏のアドバイザーがこのほど、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への加盟を拒否したことは誤りだったと言ったことがある。金立群AIIB行長が取材を受けたときに、AIIBが新しいメンバーの加盟を歓迎するが、新しいメンバーに残した割り前が多くないと述べた。
耿爽報道官は「われわれは関係報道に気づいた。」と言い、またAIIBは世界銀行、アジア開発銀行と同じように、一つの独立した多国間開発機関であある。新しいメンバーを受け入れることにおいて、AIIBは関係の議事ルールとプロセスがあり、中国側はAIIBあるいはAIIBのほかのメンバー国に代わって態度を示すことはできないと言った。
耿爽報道官は「しかし、AIIBはアジア地域のインフラ建設を進め、関係の投資ニーズを満足させることを主旨として、一つの開放的、包容な多国間開発機構だ。世界一の経済体である米国がアジアインフラ投資銀行(AIIB)に加盟することは良いことであるはずで、われわれは最初からもこういう態度を抱いている。」と述べた。(翻訳/薛天依)