新華網海南文昌11月4日(記者/白国龍、周慧敏)11月3日20時43分、中国最大の推力を誇る次世代運搬ロケット「長征5号」が中国文昌衛星発射センターから打ち上げられた。約30分後に、荷重による結合体とロケットが分離して予定されていた軌道に入り、運搬ロケット「長征5号」の初の打ち上げ任務が成功した。
今回の打ち上げに成功したことは、中国の運搬ロケットが世代交代のモデルチェンジを実現し、積載能力が国際先端水準に達したことを象徴し、中国が宇宙大国から宇宙強国へと躍進する重要な節目になる標識である。
「長征5号」は将来、月探査プロジェクト3期、有人宇宙ステーション、初の火星探査任務などの国家重大科学技術特別プロジェクト及び重大プロジェクトを実現するための重要な基盤であり、その前提を保証する。計画によると、2017年に「嫦娥5号」が月面に着陸してサンプルを採取し、地球へ持ち帰り、2018年に宇宙ステーションの中核モジュールを打ち上げ、2020年に火星探査機などを打ち上げる任務をすべて「長征5号」を通じて実現する。
(新華社より)
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