イギリスの『デイリー・メール』の9月12日の報道によると、6500万年前、地球はまれな災難に遭った。直径約10キロの小惑星または彗星がメキシコのユカタン半島に衝突した。
最初はでたらめだと思われていたが、現在は恐竜が絶滅した原因とされている。
この見方をもとに、世界各地の科学者とエンジニアは宇宙の各色の小惑星を観測している。必要であれば、人類は小惑星に軌道を外れさせ、地球に接触するのを防ぐために準備を整える。
米航空宇宙局(NASA)は惑星防衛調整局(PDCO)を新設し、確率は低いが地球壊滅の可能性への準備を整えている。
恐竜が絶滅したのは宇宙計画がなく、何もしなかったためである。それを考えると人類は幸運である。
1995年、ある兵器設計士は小惑星の方向を変える方法を発見した。直径1キロの小惑星を一瞬で蒸発させるという核兵器である。当然、これは理論段階に終わった。
数カ月前に準備が整っていれば、このような核兵器を使い、地球に絶滅の脅威をもたらす小惑星を別の方向に動かすことができる。2年前に準備が整えば、彗星を動かすこともできる。