国家観光局は1日、2016年上半期の観光統計データをまとめた報告書を発表しました。
報告によりますと、上半期の観光市場の規模は穏やな拡大を見せており、国内観光客数は延べ22億3600万人で前年同期比10.47%増、海外観光客数はのべ1億2700万人で同4.1%増となり、総観光収入は同12.4%増の2億2500万元でした。
また、報告によりますと、上半期におけるインバウンド観光客数は延べ6787万人で、前年同期比3.8%増、上半期における国際観光収入は570億ドルで、前年同期比5.3%増となりました。また、アウトバウンド観光客数は延べ5903万人となり、前年同期比4.3%増となりました。
こうしたトレンドについて、報告書は「今年下半期、国内観光業は引き続き2桁の伸びが見込まれる。インバウンド観光客数は4%程度の伸びが期待され、一方、アウトバウンド観光客数は4%程度の成長を維持していくだろう」と分析しています。
(中国国際放送局)
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