130年以上の歴史を持つ旧日本海軍ゆかりの料亭(神奈川県横須賀市)で、16日に火災が発生した。日本の侵略戦争を指揮した東郷平八郎、山本五十六ら旧日本帝国海軍の将校が、ここで食事をしたことがある。横須賀市消防局によると、16日は「海軍料亭 小松」の定休日だった。ある男性は同日午後5時10分頃、付近を通過した際に火災を発見した。火災当時、建築面積1320平方メートルの2階建ての木造建築物の中には人がいなかった。しかし隣近所の70歳の女性が、火災による煙で軽傷を負った。警察は出火原因を調べている。別の隣近所の女性(70)は、「出火するとは思いもしなかった」と話す。横須賀市と歴史資料館によると、この料亭は1885年開業で、旧日本帝国海軍の多くの将校がここに集まり、客をもてなしていた。その中には日本が中国・朝鮮を侵略した甲午戦争(日本名・日清戦争)に参加した海軍大将の東郷平八郎、第二次大戦中に日本海軍連合艦隊司令長官だった海軍大将の山本五十六が含まれる。
(チャイナネット)
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