新華網北京5月11日 日本と米国の双方は10日、主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)に出席する米国のオバマ大統領が27日に広島を訪問すると発表したが、米国側は第二次世界大戦中に米国が広島に原子爆弾を投下したことへの謝罪は行わないと表明した。
日本政府によると、主要7カ国首脳会議は26日と27日に日本の三重県伊勢志摩で開催される。会期中に、オバマ大統領は日本の安倍首相の同伴のもとで、約400キロ離れた広島を訪れる。日本メディアは、オバマ大統領は米国の初めて広島を訪問する在任中の大統領となる。
米国のアーネスト大統領報道官は、オバマ大統領は日本の広島への「歴史的な」訪問を通じて、「米国は核兵器に依存して世界の平和と安全を追求しない」という承諾を明確に示すと述べた。
アーネスト大統領報道官は5月2日、オバマ大統領は日本が1945年に原子爆弾の爆撃を受けたことで謝罪を受けるべきだとは認識していないと表明した。安全保障問題担当のベンジャミン・ローズ次席大統領補佐官も、10日、オバマ大統領の広島訪問で米国の第二次世界大戦後期における原子爆弾使用の決定を再検討することはなく、「共同の未来に照準を合わせて前向きになるべきだ」と述べた。(参加記者:沈紅輝、劉秀玲、陸佳飛)
(新華社より)
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