新華網ワシントン5月11日（記者/林小春）カナダの大学の研究者は9日、最新の『米国医学会雑誌（The Journal of the American Medical Association）・小児科』のレポートで、妊婦が人工甘味料入りの飲み物をよく飲んでいた場合、その妊婦から生まれた赤ちゃんは同年齢における赤ちゃんより倍の体重過多のリスクを負う恐れがあると伝えた。
3000余組の母子を対象とした研究結果によると、30％近い女性が妊娠中にダイエット飲料やサイダー、人工甘味料入りのお茶とコーヒーを含む人工甘味料入りの飲み物を飲んだことがあり、そのうち5.1％の女性が妊娠中に人工甘味料入りの飲み物を毎日飲んでいたという。
母親の肥満や飲食方面の影響を除いてから、研究員は人工甘味料入の飲み物を毎日飲んでいた妊婦の子供が1歳の時点で体重過多に陥るリスクが一般の子供の約2倍になることを発見した。
砂糖はカロリーが高く、通常は肥満と関連があるとみなされ、甘味を保つために多くのメーカーが飲み物の甘味料をゼロカロリーの人工甘味料に切り替えている。しかし、いくつかの研究結果では、人工甘味料を長期間使っても肥満や代謝疾患のリスクを増やす恐れがあることを示している。
（新華社より）
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