新華網北京4月19日(記者/林暁蔚) 中国人民政治協商会議(政協)全国委員会の兪正声主席が現在ガーナを公式友好訪問している。孫保紅在ガーナ中国大使は新華社記者の特別インタビューに応じた際、中国とガーナの発展戦略は合致し、その優位性が相互に補完し合い、多くの分野での協力の潜在力が莫大で、その見通しが広いとの見方を示した。
孫大使は、ガーナは中国と最も早く国交を樹立したサハラ以南のアフリカ諸国の一つだ。長期にわたり、両国の上層部は頻繁に往来し、互恵協力の成果が実り多く、人文交流が密接で、伝統的な友情が絶えず深まっていると語っている。
孫大使の紹介によると、中国・ガーナの経済貿易協力における各指標は、いずれも中国・アフリカ協力の中ではトップクラスであり、中国はすでにガーナの最大貿易相手国の一つとなっているという。
孫大使は次のように語っている。中国企業はガーナ市場を重視し、インフラ、エネルギー、製造、農業、航空、不動産などの分野に積極的に身を投じてきた。中国側が投資する電力会社や航空会社は、ガーナの電力不足や地域間相互接続の促進のために重要な役割を果たしている。中国企業はガーナの国家建設参与のプロセスの中で社会的責任を積極的に履行し、企業の本土化レベルを向上させ、ガーナの経済発展や人民の生活水準向上のために非常に多くの貢献をしてきた。
孫大使は次のようにみなしている。当面ガーナは経済のモデル転換を積極的に求めつつあり、工業化の実現に努め、輸出志向型経済を打ち出している。ガーナ側は中国資本と技術を導入し、中国の発展経験を学び、中国の発展と中国・アフリカ関係の発展のボーナスを分かち合うことを切実に望んでいる。両国の農業、インフラ、航空、エネルギー、投融資及び生産能力協力といった分野での協力し得る潜在能力は莫大なものだ。
孫大使は、「今回の訪問を通じて、中国・ガーナ関係がきっと現在の成果に満足せず更に引き続き努力をして向上を目指していけるものと信じている」との見方を示した。
(新華社より)
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