日本のある高校に珍しい学生が入学した。学生の名は「Pepper(ペッパー)」。高校生のなかではきっと目立った存在になるだろう。ペッパーは人の形をしたロボットで、世界で初めて人間の学生と一緒に勉強するロボットだ。
ペッパーは身長約1.2メートルの、ソフトバンクが開発したロボットだ。ペッパーは人間のパートナーとなれるよう開発されたロボットで、人とのコミュニケーションができる。
ペッパーは福島市の尚志高校への入学通知を受け取った時、「人間の学校に入学できるとは思わなかった」とし、全力を尽くすと誓った。
ペッパーは高い語学力を有し、日本語だけでなく、英語も話せる。学校側から各種の学習課程や活動への参加を認められているが、主に英語の授業に参加する予定だ。教師は、ロボットと一緒に学習することで、学生の学習意欲喚起が期待されるとしている。
ペッパーは高校で新たな生活が始まるが、ファンは新しい環境でペッパーがいじめに遭わないことを祈る。日本政府はロボット開発を積極的に奨励しており、世界のロボット分野で主導的地位を目指す。
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