14−16日にかけて発生した熊本地震は、余震が続いている。立命館大学歴史都市防災研究所の高橋学教授は、熊本地震は南海トラフ地震の前兆の可能性があると警鐘を鳴らした。トラフ巨大地震が発生すれば、台湾地区、沖縄、西日本、東日本の一部に影響が及ぶ。日本の南海トラフは静岡県駿河湾から四国・九州沖まで続く。大阪府は2013年10月、南海トラフ巨大地震により津波が発生した場合、大阪府内で最多13万3000人が死亡する可能性があると発表した。
名古屋大学地震火山研究センター長の山岡耕春氏は5日、南海トラフ地震は「必ず発生する、宿命的な大地震だ」と警告し、対策が絶対に必要と述べた。
(写真/新華社 文字/チャイナネット)
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