新華網蘭州4月19日 (王衡)小さくても精巧で、家の中に置いても場所をあまりとらないが、1時間で6000個の小籠包(ショウロンポウ)を生産することができる―現在甘粛省蘭州市で開催中の台湾名品博覧会で、全自動小籠包成型機に多くの人々の注目が 引きつけられた。
「労働力コストが絶えず上昇する状況の下、多くのレストランではこんな機械が必要なのです。」と甘粛浙商集団の鐘国慶・董事局主席はこの機械を見てから賞賛して述べた。
北西地域で初めて開催された台湾名品博覧会には食品加工機械のテーマ館が設けられ、全自動小籠包成型機の他にも、炒めもの調理機、真空フライヤー、2連式シュウマイ機、多機能餡充填機などの製品が展示された。
甘粛省民営企業家連合会会長を兼任する鐘国慶氏は「展示されている台湾の食品加工機械は、小さく、精巧で、先進的といった特徴を持ち、私ども民営中小企業の多くが学ぶべき価値を備えています。小さい制品には、革新的な空間も無限に存在するのです。」と語っている。
甘粛省貿易促進会の王軍需会長は「今回出展された電子、機械類製品は、ほとんどが人々の日常生活と密接に関っており、サイズは大きくないですが、科学技術の含有量が高いです。」と語り、かつて甘粛省の企業を率いて台湾へ視察に行き、今回また博覧会を取り仕切ったことで、彼の台湾制品への感慨が深められたという。
王会長は「革新を行うには大量の投入が必要ですが、それは一律に論ずることはできません。日常生活をめぐる『微創新(小さな革新)』は、私ども多くの民営中小製造業にとっては、啓発的意義があるのです。」、「我たちにはこのような『大衆に受け入れられる』革新が非常に必要です。」と語った。
(新華社より)
関連記事: