新華網北京4月19日(記者/靳若城)外交部の陸慷報道官は18日の定例記者会見で、次のように発表した。中印国境問題の中国側の特別代表である楊潔チ(竹かんむり+褫のつくり)国務委員の招きに応じ、インド側の特別代表でインドの国家安全保障顧問のDoval氏が20日から21日にかけて北京を訪れ、中印国境問題特別代表第19回会合を行う。
また、インドの国防相はすでに北京に到着し訪問している。王毅外交部長はモスクワでインドの外相にも会見する予定だという。これに対し、陸報道官は次のように表明している。中国・インド間は実際は上層部の緊密な交流を一貫して維持している。最近中印間で上層部の相互交流が集中していることは、実際には当面の中印関係の健全且つ安定的な発展の良好な勢いを反映し、政治的相互信頼が更に深まり、各分野の交流や協力が絶えず推進され、国際・地域の事務において良好な協調と協力が維持されていることを明らかにしている。双方の関係には個別の食い違いが存在するが、双方にはいずれも友好的な交渉や協議を通して関連問題を効果的に管理・コントロールして解決するよう尽力する望みがある。
陸報道官は、世界の2つの最大の発展途上国、重要な新興経済体、及び多極化世界のプロセスにおける2つの重要な力として、両国関係の発展は両国の利益に一致するだけでなく、地域と世界の平和・安定にも有利だと述べた。
「私たちはインド側と共に、中印の平和と繁栄に向けた戦略的協力パートナーシップに新たな進展が得られるよう絶えず推進していきます。」と陸報道官は語っている。
(新華社より)
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