【新華社済南4月18日】(記者/孫暁輝、張志龍)17日午前、台湾の画家、江明賢が創作した長さ36メ-トルの絵画『新富春山居図』が山東省、濰坊市で開かれた第6回中国画祭で出展された。
江明賢が創作した『新富春山居図』は杭州の富春江を豊富な色彩で反映し、千島湖をはじめ、古い新葉村、建徳大橋などを貫き、銭塘大橋までの風光明媚と人文景観、富春江沿岸の一年の四季の自然の趣を大きなものから細かいものまで余すところなく描く出している。
『富春山居図』は元代の画家・黄公望により描かれたもので、「中国十大伝世名画」の一つと讃えられている。300余年前に火事で焼け焦げて、二つに切り離されてしまったが、その後は60年余りの間中国と台湾地区にそれぞれ所蔵されてきた。2011年6月1日、両岸の情をつなぐ当世に類のない名作が宝の島、台湾地区で「二作品を合わせて」初めて展示された。
長い巻物の『新富春山居図』には両岸の現代建築、鉄橋、道路、更にはダムや遊覧船及び古代とは異なる姿の漁船などが一つ一つ完全に現れており、その内容は元代の名作『富春山居図』に対する単なる模写ではないと紹介されている。
(新華社より)
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