新華網北京4月12日 (記者/靳若城)外交部の陸慷報道官は11日の定例記者会見で、先日開催した2016年20カ国・地域グループ(G20)第2回協調人会議では杭州サミットで実り多い成果が得られるために堅固な基礎が打ち立てられたと表明した。
陸報道官は次のように表明している。今回の協調人会議は正に通期の準備作業の中間点にあたり、上を受けて下を引き出す重要な意義を持つ。会議では各当事者が杭州サミットの重点的議題について実質的な討論を行うように推進し、重要な進展を獲得している。各当事者はG20の革新による成長のための青写真の策定、持続可能な開発のための2030ジェンダ行動計画、世界貿易成長戦略、グローバル投資に関する指導原則、追逃追贓(国際での逃亡犯やその不法に得た金を追跡する業務) に関するハイレベル原則といった文書を支持し、杭州サミットで実り多い成果を得るために堅固な基礎を打ちたてた。
陸報道官はまた、中国側は引き続き開放、透明、包容の会議開催の原則に基づき、G20が世界経済金融の重大かつ際立った問題に焦点を合わせるよう促し、またG20が危機対応から長期的ガバナンスメカニズムへ転換するよう推進して、世界経済の成長の推進、グローバル経済ガバナンスの改善のために新たな貢献を行っていくとの見方を示した。
(新華社より)
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