消息不明となったマレーシア航空機(MH370便)の一部とみられる残骸がこのほど南アフリカで発見されたことについて、マレーシアのリオウ・ティオンライ運輸相は29日、確定するには時期尚早だと発表しました。
リオウ運輸相は「28日に発見された残骸はボーイング777型機のものかどうかを確認する必要がある」と話しました。
マレーシア航空機(MH370便)は2014年3月8日に消息を絶ち、その後、各国がインド洋海域で広範囲にわたって捜索を続けています。今年3月はじめに、機体の水平尾翼であるとみられる残骸がアフリカ南部のモザンビークで見つかり、インド洋海域にある仏領レユニオン島からも同じタイミングで残骸発見との連絡がありました。現在、これらの残骸はマレーシアからオーストラリアに運ばれ、分析が行われています。
(中国国際放送局)