中国国家発展改革委員会(発改委)の公式ウェブサイトが28日に発表したデータによると、今年1―2月、中国全国の固定資産投資は3兆8008億元で、前年同期比10.2%増となった。2015年の年間伸び率を0.2ポイント上回った。そのうち、地方固定資産投資は3兆6499億元で、前年同期比10.9%増となり、2015年の年間伸び率を0.7ポイント上回った。中でも、新規着工プロジェクト計画投資額の伸び率は2015年の年間伸び率を35.6ポイント上回る41.1%となり、その急増ぶりが目立っている。
全般的に見ると、中央政府による供給側の構造改革の強化と投資促進、一連の経済安定化政策・措施の後押しにより、1―2月の固定資産投資の上昇傾向が顕著で、2015年以来の低下継続の状況に歯止めがかかった。
同期の全国のプロジェクト総数は15万4134件で、昨年より2万3042件増えた。そのうち、東部地区のプロジェクト数が7万258件で同9501件増、中部地区が4万621件で同6918件増、西部地区が4万3206件で同6631件増。全国の新規着工プロジェクト数が4万2845件で同1万5180件増。東部地区、中部地区、西部地区がそれぞれ2万3084件(同6475件増)、1万1900件(5886件増)、7855件(2815件増)だった。
(チャイナネット)
関連記事: