北京市都市計画委員会の王飛副主任が20日に明らかにしたところによりますと、大気汚染とヒートアイランド現象の解決策の一つとされる、「風の通り道」の建設が計画されています。計画では、北京市内の風通しのよいエリアを利用して、都心の風の通り道を作りだし、レベル1とされる幅500メートル以上の「風の通り道」5本を建設、北京の中心部にある公園や緑地を南北方向に結んでいく予定であるということです。
これらの5本の通り道のほか、レベル2に当たる幅80メートルの通り道が建設され、今後更にレベル3の通り道が作られる可能性も示唆されています。
ここ数年、国際化都市の建設のため、北京市政府では「風の通り道」作りや燃料の燃焼量や車両制限などを含めた、年度ごとの大気クリーニング計画を制定し、実施しています。
(中国国際放送局)
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