2月14日は、西洋の伝統的な祝日バレンタインデーですが、中国でも年々多くの人から注目されるようになっています。この日には、各地で花の需要が一気に高まり、運搬は空路が主な手段となります。このため新鮮な花を乗せた飛行機、いわゆる「花便」が今年のバレンタインデーの新しい風景となっています。
広州市の南方航空貨物輸送部によりますと、この1週間で雲南省の昆明や海南省の海口から航空機で運ばれてきた花は95トンに達し、春節(旧正月)連休期間に昆明から空路広州に運ばれた貨物はほとんど生花で、名実とも「花便」といわざるをえません。
中国の主な花の産地である昆明市は、今年雨や雪の影響で花の生産量が例年より大幅に減り、卸売り価格は2、3割上がりましたが、各地からの注文は例年を大幅に上回っているということです。
(中国国際放送局)
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