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新華網北京2月15日(記者/郭宇靖)著名なコンサルティング会社、 PwC(プライスウォーターハウスクーパース)のチーフデジタルオフィサー(Chief Digital Officer:CDO)に関する最新の研究結果は、しだいに多くの大企業がCDOという職種を配置し、企業業務のデジタル化モデルチェンジを支援している。2015年末の時点で、グローバルのトップ1500企業のうち、6%がCDOの職種を配置しており、この割合はしだいに上昇していることを示している。
調査によると、研究に参加したCDO86名のうち、31名が2014年に入職している。ますます多くの企業がデジタル化を専門的に研究する指導者が必要だと認識し、彼らは企業の全面的なデジタル化モデルチェンジの実現を支援するために配属されているという。
調査に参加したCDOのうち、8割以上が2012年以降に就任し、4割が企業の最高管理層に就いている。研究結果は、これらのCDOのうち34%がマーケティング部門から、17%が販売部門から、14%が技術部門から来ている。豊富な背景を持つCDOが大量に殺到するに伴い、企業の最高管理層の役割にも変化が生じていることを示している。
PwCは、CDOという役割は依然として十分に斬新で、適切な定義を持つものではないが、その職責は軽視できず、企業内・外部の運行の各方面に及んでいる。急速な変化に対応でき、しかも企業の目標に密着することのできるCDOは非常に重要だとみなしている。
(新華社より)
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