G20(20カ国・地域首脳会合)第10回サミットが11月16日、トルコのアンタルヤで閉幕、『G20(20カ国・地域)首脳会合アンタルヤサミットコミュニケ』が発表されました。
声明は「パリで開かれるCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)で協定合意を達成できるよう注力していく」と表明、「この合意は、公平で、均衡のとれた、意気込みある、かつ持続可能で、活力溢れるものであるべきであり、共通枠組みのなかでの相違点や、各国の能力と原則に基づき実現していく原則を反映しつつ、同時に各国の異なった国情を配慮したものであるべきだ」と強調しました。
声明はまた、「気候変動は、現状直面している最も厳しい課題の1つだ。2015年は、効果的で力強い一斉行動をとり、気候変動とその影響に対応する鍵となる年だと認識している」と述べました。
さらに、リマで合意を得た、気温上昇を2度未満とする目標を改めて表明し、「『国連気候変動枠組条約』の枠組みの中で、法的効力をもつ、各国に適用する議定書、法律文書、または合意の形成を達成していくことを決意した我々の行動は、成長と持続可能な発展を支えるためのものだ」と強調しました。
(中国国際放送局)
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