【新華社パリ11月17日】フランスのオランド大統領は16日、パリ西郊外のベルサイユ宮殿で開かれた上下両院合同会議で、テロ組織は国際社会全体に脅威を与えており、フランスは国連安全保障理事会の会合を早急に開催し、テロリズム取締り決議案を採択することを希望すると表明した。
オランド大統領は、フランスはすでに戦争状態にあり、13日夜の連続銃撃爆破事件で少なくとも129人が死亡した。テロリストの行為は「戦争行為」だと述べた。オランド大統領はまた、テロ組織「イスラム国」は今年以降、多数の国でテロ攻撃を発動し、国際社会全体に脅威を与えている。オランド大統領は、国連安全保障理事会の会合を早急に開催し、テロリズム取締り決議案を採択することを呼びかけた。オランド大統領はまた、2週間後に、気候変動パリ会議を予定通りに開催すると発表し、「会議は『希望』であり、『団結』する時だ。」と述べた。
(新華網日本語)
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