【新華社北京11月4日】現在中国を公式訪問中のフランスのオランド大統領は3日、中国企業家倶楽部主催の「フランス大統領訪中朝食会」に出席し、また基調講演を行った。オランド大統領は、中国経済が堅固で力強いものと信じている。中国の改革の全面的深化の時期に、フランスは中国の発展の傍らにずっと連れ添っていく見通しで、中国側とイノベーションやグリーン発展の分野で手を携えて前進してゆきたいと表明した。
オランド大統領は中国経済の行方に対し、次のような見方を示した。中国経済は「非常に堅固で力強い」。大きな資金投入の成長段階を経た後に調整段階に入ることは必然的なプロセスだ。しかし中国の経済的基礎や適応能力及び急速な改革は、いずれも中国の経済が比較的高い成長レベルを保っていけるものと人々に堅く信じさせている。「フランスは中国の全面的な改革の段階において、中国の傍らにずっと連れ添っていけるよう望んでいます。」
オランド大統領は「中国人投資家の到来に対しては、私たちは全く心配することはありません。中国のこれらの投資は私たちにより多くの成長と活力をもたらすだけです。」と述べ、またフランスは現在ビザ手続きを絶えず簡略化しているところで、学者や学生、観光客に対しても、企業家に対しても、いずれもより便利なビザサービスを提供してゆく見通しだと述べた。
オランド大統領は、中仏は2つの分野で緊密に繋がり、また多くの重要なチャンスを有し、その1点目はイノベーション分野で、2点目はグリーン発展の分野だと考えている。
(新華網日本語)
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