ネット通販はすでに日常生活の「常態」となった。「顧客主導市場」と題する調査報告によると、ネット通販に対する中国人の意欲は極めて高く、回答した中国人消費者のうち、「最低週に1度はオンラインで買い物をする」とした人は7割に達した。この割合は、欧米の消費者の約4倍、米国・英国の消費者の約2倍に相当する。中国日報が伝えた。
買わずに入られないが、そのあと後悔しないのだろうか?実はこれは、「バイヤーズリモース(購入者の後悔=買物後、自責の念に駆られること)」と呼ばれる感情だ。ずらりと揃った魅力的な商品を目の当たりにすると、一部の人の心の中に特別な衝動が生まれる。たとえ「自分にとってあまり使い道がない」「すでに似たような品物を持っている」状況でも、深く考えもせずに買おうと決心する。買わなければ、心に焦りの感情が湧き起こる。だが、買った後は往々にして後悔する。買いたいという衝動は、心の中の罪悪感や焦り・不安の感情に変化する。医学関係者が病的な買物行為に対して分析を行った結果、「ショッピング狂」の男女比はほぼ1:9で、年齢は18歳から30歳が多く、若者の割合が圧倒的多数を占めた。また、「バイヤーズリモース」に陥るショッピング狂」にも、さまざまなタイプがあることが判明した。
〇「衝動型」ショッピング狂
割引・特典・数量限定など店舗の販売プロモーションによって、自然に一種の衝動が湧き起こってくる。その結果、自分には決して必要ではない商品を大枚はたいて買ってしまう。
〇「独占型」ショッピング狂
ある特定の商品を手に入れることに固執し、節度を忘れて買物をしてしまう。だが、商品を家に持ち帰ると、中身を開きもせず放置した上、次回また買ってしまう。
〇「ナルシスト型」ショッピング狂
街での買い物であれオンラインショッピングであれ、ある商品を一目見て気に入ったら最後、買わずにはいられない。たとえ予算オーバーでも買ってしまう。まるで、「それが入らなければ自分の完璧な人生も終わってしまう」という感じだ。
〇「癒し型」ショッピング狂
買物をしている瞬間だけは、言葉では言い表せない快楽を感じるが、日常生活ではいつも浮かない顔をしている。そのような人々にとって、ショッピングは、快楽を得ることができる唯一の方法となっている。
(人民網日本語版)
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