ショッピングイベント「ダブル11」(11月11日)を控えたここ数日、「ダブル11だ、買い物しよう」といった声が絶えず耳に入ってくる。だが実際のところ、オンラインショッピングの価格はオフラインよりどれくらい安いのだろうか。中欧国際工商学院の向屹与教授(市場営業販売学)の研究チームが過去5カ月間にわたりオンラインとオフラインで商品価格を調査した結果、価格差はは8%に満たないことがわかった。オンライン通信販売の強みは素早さと便利さにこそよりはっきり現れているという。「解放日報」が伝えた。
研究チームによると、すぐに食べたり飲んだりする商品の価格はオンラインがオフラインより高い。耐久消費財はオンラインとオフラインでほぼ変わらない。非耐久消費財はオンラインがオフラインより安い。ビール、携帯電話、洗濯機、電子レンジはオンラインで買うとオフラインより高くなる。牛乳、コメなどの消費期限があるもの、安全性が重要なものは、オンラインがオフラインより安い。オンライン商品の主な強みは、やはり素早さと便利さとにある。特にビール、ソフトドリンク、洗剤、シャンプーなどの商品は、ロイヤリティ(忠誠度)が高い上、オフラインで購入すると運ぶのに時間や労力がかかるため、価格が安くなくても消費者はオンライン購入を選択するという。
(人民網日本語版)
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