中国ネットショッピング最大手アリババのCEO張勇氏は12日未明、「第1回淘宝(タオバオ)お正月買い出し祭」を開催することを明らかにした。旧正月(春節)を迎えるにあたり準備する商品や食材、通称「年貨」の買い出しをネットで実現する試みである。今回の「買い出し祭」は2016年1月中旬から正式にスタートする予定で、500の海外ブランドも購買対象になるほか、10万種類を超える地方の特産物や農産物が、「農村淘宝サービスセンター」と呼ばれる直売店から都市に直送される。現在、農村淘宝サービスセンターは全国8000以上の村や農村で開設されている。
張氏は「アリババの農村淘宝戦略の積極的促進により、多くの農民が都市レベルの生活を楽しむことができ、たくさんの農産物が都市消費者の間で絶大な人気を呼んでいる。これは農村部の生活レベルの向上に貢献できるほか、より良い農産物が都市部に提供できるようになった。その中でも、特に旧正月の買い出し物資は特徴的なものだ。これも我々が『淘宝お正月買い出し祭』を開催する理由だ」と述べた。
(チャイナネット)
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