中国人民銀行の関係者は14日、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が準備資産「特別引き出し権(SDR)」に関する審査を受けて発表した声明を歓迎するとしたうえで、SDRの構成通貨に中国の人民元を加えることを支持するよう各国に求めました。
ラガルド専務理事は、その声明で「IMFのスタッフは中国の人民元をSDRの構成通貨に採用することを提案した。スタッフの判断を支持する」と述べました。
これを受けて、中国人民銀行の関係者は「人民元がSDRの構成通貨に採用されれば、SDR自体の代表性と魅力が強化され、現行の国際通貨体制の改善に役立ち、中国にも世界にも利益がもたらされる。中国は今月30日のIMF理事会の判断を期待し、且つその結果を尊重する」と話しました。さらに、「中国は今後も金融改革と対外開放を推進していく」としました。
(人民網日本語)
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