【新華社北京10月11日】中国外交部の華春瑩報道官は10日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が『南京大屠殺檔案』を世界記憶遺産名簿に登録することを決めたことを中国側は歓迎するとし、この貴重な文献を保護・伝承し、歴史を銘記、平和を大切にし、共に未来を開き、人類の尊厳を守ることに、これらの文書が果たす積極的な役割を十分に生かしていく、と表明した。
2014年、中国は国連教育科学文化機関の世界記憶遺産秘書処に、『南京大屠殺檔案』を世界記憶遺産名簿に登録する申請を正式的に提出した。9日、国連教育科学文化機関が発表した情報によると、『南京大虐殺檔案』は正式的に世界記憶遺産名簿に登録されたという。
華春瑩報道官は「南京大屠殺は第二次世界大戦の期間に、日本軍国主義が犯した厳重な罪で、国際社会の公認の歴史的な事実だ。中国側の申請材料は世界記憶遺産名簿の審査標準に完全に相応しく、特にその真実性と完備性だ。申請のプロセスは教育科学文化機関の関係規定に相応しく、全人類の共同な記憶になるべきだ。」と述べた。(翻訳・編集/王珊寧)
(新華網日本語)
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