【新華社北京10月10日】参考消息網は9日、香港メディアの記事を引用し、日本の首都の住宅価格が上昇し続けるこの時期に、1人の中国大陸部の投資家が10年ぶりの最高値で東京の新築住宅を購入したと伝えた。
香港『南華早報』電子版は8日、この物件の開発と販売を担当するハウジングジャパンKK社の橋本総裁の話しによると、この投資家は8月にそれぞれ約6億9,000万円(約3,657万元)と6億8,000万円(約3,604万人民元)で2棟の連なる住宅を購入したと報じている。東京不動産経済研究所によれば、この価格は少なくとも2004年以降、新築住宅としては最高価格だという。
報道は、日本・安倍晋三首相がデフレに対抗するために通貨や財政金融刺激策を実施したのに伴い、東京の住宅価格は過去3年間に上昇し続けている。中国の富豪がシドニーからバンクーバーなどの土地まで豪邸を大いに購入し、しかも円安人民元高に際し、不動産仲介業者も中国大陸の買い手を日本まで連れて来るようになったと伝えている。
「もしあなたが日本を持ち出して世界の他の主要首都と比べてみれば、東京に不動産を所有する外国人の数はかなり少ないです」、橋本総裁は5日訪問に応じた際、「最近中国の株式市場が暴落したことから、お金持ちの大陸人は資金を変動リスクの比較的低い不動産に投資しているのです。」と語っていた。
(新華網日本語)
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