【新華社北京9月6日】李克強総理の署名と批准を経て、国務院はこのほど『ビックデータ発展促進行動要綱』(以下、『要綱』という)を発表し、ビックデータ発展業務を体系的に策定する。
『要綱』は3つ方面の主要任務を策定する。第一に、政府データの開放と共有を加速し、資源の整合を推進し、ガバナンス能力を向上させなければならない。政府部門のデータ共有を大いに推進し、公共データ資源の開放を安定して促進し、ビックデータのインフラ建設を統一的に計画し、マクロコントロールの科学化を支援し、政府のガバナンスの正確化を推進しなければならない。商事サービスの迅速化を推進し、安全保障の高効率化を促進し、民生サービスの普及を加速する必要がある。第二に、産業のイノベーションと発展を推進し、新興業種を育成し、経済のモデル転換に助力する。ビックデータの工業、新興産業、農業・農村などの業界分野での応用を発展させ、ビックデータの発展と科学研究・イノベーションの有機的な融合を推進しなければならない。また、基礎研究と核心技術の難題の解決に取り組み、ビックデータ製品体系を形成し、ビックデータの産業チェーンを改善する。第三に、安全保障を強化し、管理水準を向上させ、健全な発展を促進する必要がある。ビックデータの安全保障体系を整備し、安全サポートを強化する。『要綱』はまた、次の7つの方面の政策メカニズムを明確化している。第一に、国のビックデータの発展と応用の全体計画・協調メカニズムを確立する。第二に、法規制度の建設を加速し、データの開放、保護などの方面の制度を積極的に研究する。第三に、市場発展メカニズムを改善し、政府と企業、社会機関が協力するように奨励する。第四に、基準・規範体系を確立し、関連国際標準制定業務に積極的に参与する。第五に、財政金融支援を強化し、一部の国際分野での重大モデルプロジェクトの建設を推進する。第六に、専門的な人材の育成を強化し、多数のレベルと種類に関連するビックデータ人材育成体系を確立して整備する。第七に、国際交流協力を促進し、国際協力メカニズムを構築し、改善する。
(新華網日本語)
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