【新華社北京9月6日】京華時報の報道によると、新たに発見された悪意のあるソフトウェアファミリーの脱獄(JailBreak)したバージョンの「iPhone」が攻撃を受け、すでに22 万5000人以上の iCloud アカウントの情報が窃盗されたことを記者は知った。これはアップル史上最大規模の悪意のあるソフトウェアによる侵害事件の一つとなっているという。
この悪意のあるソフトウェアファミリーは「KeyRaider」と呼ばれ、主に脱獄ソフト、Cydiaを通じて広まっており、侵入を受けたユーザーは中国やフランス、ロシア、日本、イギリスなど17カ国・地域に及んでいるという。
上記の権限が与えられていない有料コンテンツが発見されてから、ネットワークセキュリティ企業、パロアルトネットワークス(Palo Alto Networks)の研究者と中国のiPhoneコミュニティ、「威锋Online」 のメンバーが手を組んで調査に乗り出した。研究者は、この悪意のあるソフトウェアはモバイルサブストレート(MobileSubstrate)による方法を使用し、アップルユーザーの使用するiTunesサービスの データトラフィック(Data Traffic) を遮断することによって、アップルアカウントやパスワード、端末設備の世界で唯一の識別符号を窃盗すると指摘する。
(新華網日本語)
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