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中国代表がデータベースを早急に開設し、テロリストの国境を越えた流動を阻止するように呼びかける
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-06-18 14:00:36 | 新華網日本語 | 編集: 薛天依

    【新華社国連6月18日】中国の王民国連常駐副代表は16日、国連と関連国際機関はテロ対策データベースを早急に開設し、情報資源を共有し、外国のテロリストが国境を越えて流動することを効果的に阻止するために有利な条件を作らなければならないと述べた。

    国連安全保障理事会は同日、大量破壊兵器等の拡散防止委員会、テロ組織制裁委員会とテロ対策委員会の合同報告会を開催した。王民国連常駐副代表は、次のように述べた。インターネットを利用しテロ活動に携わる行為への取締りは、国際的なテロとの戦いにおける新しい任務であり、新たな試練となっている。国際社会は有力な措置を講じて、テロ組織がインターネットを利用してテロ暴力の映像発信することと、過激思想の伝播、人員募集、資金調達、テロ計画の煽動及びテロ活動に実施に有力な措置を講じて対応しなければならない。

    王民国連常駐副代表はまた、次のように述べた。中国は国際的なテロとの戦いでは政治、安全、経済、金融、情報及び思想分野における総合的な施策が求められ、末梢と根本を兼ねて治める必要があると一貫して主張してきた。国際社会は有効な措置を取り、地域と国が経済社会の発展を促進することを支援し、地域の衝突を適切に解決し、異なる文明、宗教、民族間の平等な対話を提唱し、テロリズム問題の根源とそれらが形成される土壌を排除できるようになければならない。

    王民国連常駐副代表はさらに、次のように表明した。テロリズムは、いかなる形式で出現し、いつどこで起こるか、どんな人とどのような事物が対象になったかにかかわらず、断固として取り締まる必要がある。二重の基準を採用したり、特定の民族、又は宗教と関連付けてはならない。

    王民国連常駐副代表は次のように指摘した。国際の拡散防止のプロセスは現在、新たな複雑な情勢に直面しており、非国家の行為団体が拡散活動に従事する傾向が強まっている。各国は大量破壊兵器の拡散を防止する安保理第1540号決議を全面的かつ均衡に履行し、非国家の行為団、特にテロリストによる大量破壊兵器の保有を防止するために尽力しなければならない。

 

(新華網日本語)

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