【新華社貴陽6月19日】中国共産党中央委員会総書記、国家主席、中央軍事委員会の習近平氏はこのほど、貴州で調査研究を実施した際に、次のように強調した。我が国の経済発展の新常態に適応し、戦略の定力を維持し、調査研究を強化し、動向を見極め、情勢に順応し、優位性を発揮し、ボトルネックを解決し、統一計画を策定して全体を配慮し、協調して連携し、弁証法的思考をうまく運用して発展を画策する。
習近平主席は次のように指摘した。我が国の経済発展は現在、速度の変化、構造の改善、原動力の転換といった3大特徴が表れている。新常態に適応し、新常態を把握し、新常態をリードすることは、現在と今後の一時期における我が国の経済発展のロジックと言える。我が国の経済発展の新しい特徴と新しい要件を深く認識し、経済の持続的で健全な発展を制限する重大課題の解決に尽力しなければならない。経済構造性戦略調整を大いに推進し、イノベーションをより突出した位置に据え、改革開放を継続的に深化させる必要がある。特色ある高効率の農業を早急に発展させ、新型農業経営主体の育成を加速する必要がある。発展と生態環境保護の関係を正確に処理し、生態文明建設体制メカニズムの改革方面で率先して試行し、発展と生態環境保護を協調して推進しなければならない。
習近平主席はまた、次のように強調した。保障と民生改善に適切に取り組むことで、社会の消費目標を引き上げることが可能になり、内需拡大にプラスとなる。民生に注力することは、発展に注力することでもある。産業のけん引力と必要な政策支援を拠り所として、起業を奨励し、就業を拡大し、都市と農村住民の収入を増やすために努力しなければならない。群衆が最も関心を寄せる教育、医療、社会保障、食品安全などの問題に着手し、就業と起業を推進することで社会事業を発展させ、公共の安全性への取り組みを高度に重視する必要がある。公共の安全性が最も基本的な民生であるという道理を銘記し、留守児童、留守高齢者に配慮し、業務メカニズムと措置を改善し、管理とサービスを強化しなければならない。
習近平主席はさらに、次のように指摘した。共産党の業務における最も堅実なエネルギーの支柱は基層であり、経済社会の発展と民生の最も際立った矛盾と問題も基層にあり、基層を捉えて基盤を形成することを長期計画、土台を固める施策とし、少しも気を緩めてはならない。基層の党組織建設を重点的に強化し、基層の政権組織、経済組織、自治組織、群団組織、社会組織の発展の推移に表れた特徴に高度に注目し、指導と管理を強化しなければならない。
(新華網日本語)
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