【新華社ハルビン8月15日】記者が東北烈士記念館から得た情報によると、中国人民抗日戦争並びに世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念し、より多くの市民に博物館へ足を運ばせ、抗日戦争の歴史を理解してもらい、犠牲となった烈士を偲ぶため、東北烈士記念館と東北抗聯博物館が一連の展覧や大型の抗日歌曲コンサートなどの記念イベントが打ち出される見通しだという。
東北烈士記念館ホールに入ると、まるで生きているような人物像や、巨大な石の壁画、独自の特色を持つ腐食銅板画および有名な芸術家によるより抜きの芸術作品などが展示してあった。現在展示中の「戦争と少年」――大祖国戦争デジタル写真展では、前世紀30年代から50年代にかけて、中国革命家の末裔および家族がロシア・イヴァノヴォ国際児童院で学習・生活していた時の貴重な写真が集められている。光、電気などの現代技術を総合的に運用して作り出された生き生きとした効果が合わさることで、来場者たちにあの時代の歴史を理解・銘記させ、戦争が子供たちの運命をぶち壊したことを銘記させている。
東北烈士記念館の劉春傑館長は、「私たちがこのほど開催する『戦争と少年』は、多くの学校が団体を組んで見学に来ており、小中学生たちはかなり震撼を受け、とても勉強になったと感じています」と述べた。
東北烈士記念館の所蔵する文物は5000件余りで、図書や公文書、文献、写真は計30000件余りあり、史詩のような東北の革命文庫をおおまかに構成している。東北3省の烈士の遺物がここで大量に保存されているとのことだ。
「中国人民抗日戦争並びに世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念する」をテーマとした各種のイベントを展開して以来、10万人余りの見学者を受け入れている。
(新華網日本語)
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