中国商務部は18日、定例記者会見を開いた。沈丹陽報道官は中国の今年1−5月の消費、対外投資などの状況を報告した。沈報道官が紹介した統計データによると、1−5月期に消費が経済成長を促す最大の原動力になった。
沈報道官によると、国内消費市場は今年に入ってから安定的で比較的高い成長率を維持している。1−5月の社会消費財小売総額は、前年同期比10.4%増の11兆7000億元に達した。うち5月の成長率が10.1%とやや上昇し、前月比で0.1ポイント増加した。価格要素を差し引いた実質成長率は10.2%で、前月比で0.3ポイント増加した。
沈報道官は、「今年の消費市場は全体的に見て安定上昇の流れを維持し、経済成長安定化に向け重要な力を発揮し続ける。投資の成長率が低下し、輸出が振るわない状況下、経済成長における消費の『バラスト』、『新たなエンジン』としての重要かつ基礎的な力がさらに強化されるはずだ」と述べた。
(チャイナネット)
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