ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)が18日、ルクセンブルクで開催されましたが、ギリシャ債務危機の解決をめぐる交渉で合意が得られませんでした。それを受け、欧州理事会のトゥスク議長は来週月曜日にユーロ圏の緊急首脳会議を開くよう、関係各国に求めました。
ギリシャの債務危機がますます深刻化しています。欧州連合(EU)との交渉で結果が出ない状況で、ギリシャのツィプラス首相はロシア訪問に踏み込みました。日程によりますと、金曜日の午後にロシアのプーチン大統領と会うことになります。
ユーログループのデイセルブルム議長は会合の後に「なんら進展は見られなかった」と明かしたうえで「財務相らはギリシャに対し新たな実質的な案を提出するよう強いシグナルを発した」と話しました。
(中国国際放送局)
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